インフォマーシャル、短尺・長尺どっちで勝負? Tweet Tuesday, July 28, 2015 山田 尚 「インフォマーシャルつくろうと思うんだけど、短いの(60秒・120秒・3分・4分など)と長いの(29分)とどっちがいいの?」 なんて質問をよく受けます。 答えは 「どちらもあり」 です。 見も蓋もありませんが・・・ その商材が説明を要するものなのか?そうでないものなのか?の違いです。 当然、前者は長いの=「長尺」、後者は短いの=「短尺」が適しています。 よく商材価格が高いものは長尺向き、安いものは短尺向き、などといわれますが 必ずしもそうではありません。 その価格が説明を要するものかどうかがポイントです。 「なぜ、こんなに高いの?」 を説明しないと、視聴者は動きません 逆もしかり 「なぜ こんなに安いの?」 も説明しないと、視聴者は疑います。 また、よく知られた ブランド・メーカーの場合、短尺からはじめることをおススめ します。 なぜなら、尺を使って(時間をとって)信頼・安心を訴求する説明する必要がないからです。 ここをバイパスできるため、短くても商材の魅力が伝わる素材をつくることが可能となります。 とはいえ 最終的に、インフォマーシャルで拡大展開をする場合には長尺(29分)が最適です。 理由のひとつは枠の金額の違いです。 2分枠の金額×15倍が29分枠の金額とはなりません。 場合によっては同局の短尺枠と変わらないくらいの金額で買えるのが長尺枠です。 つまり、尺効率で勝てるのです。 2つめは短尺に比べて、1回のOAで多くの件数が獲得できることです。 「時間が長いんだから当たり前!」という声が聞こえてきそうですが・・・ ポイントは獲得件数ではありません。 長尺と短尺、同じ件数を獲得するのに、短尺では何回もOAする必要があります。 OA回数を同局内で重ねれば、当然、回数疲弊により、レスポンス効率が悪くなります。 逆に、1回のOAで多くの件数が獲得できる長尺は、同局で何回もOAする必要がないため、 回数疲弊が起こりにくく、レスポンス効率が維持できる期間が長い のです。 このため、長尺の方が、効率を保ちながら、投下予算を積上げることができます。 インフォマーシャルの長尺(29分)がTV通販のゴールです。