新規獲得の難しさ。。。 Tweet Friday, May 15, 2015 山田 博久 今から約15年前は、通販においてもマス媒体の力は絶大でした。 それから数年経つと、 今度はマス媒体から真逆の ニッチ媒体が脚光を集めるようになりました。 魚の漁に例えるなら、 投網でガサーと捕る方法から釣竿で一尾一尾匹捕る方法へと 変化をしていったわけです。 ニッチにはおいしいお魚(質の良いお客)が多いぞ! と各社こぞってそっちの方向へ。。。 で、今はどんな状況かというと、またマスという考え方に戻っている。 (しかし、約15年前とは若干違いますが。。。) 理由はしごく簡単で、 ①ニッチとはそもそも漁場が小さい。 いうなれば釣堀です。 そこに沢山の人が集まり釣り糸を垂らしたお蔭でお魚さん(質の良いお客)がお腹いっぱいになり 釣り糸に引っかからなくなってきた。 ②一方で投網漁が以前にくらべて安価で行えるようになってきた。 通販用語で言うなら ①は獲得効率の悪化=CPRの悪化ですね。 ②は獲得効率の改善=媒体費の低下ですね。 このマス → ニッチ → マス という流れはある意味一定周期で訪れる気がしますが。 今は各社、マスの媒体費をいかに下げるか、 もしくは下げられた会社しか生き残りが難しい時代に突入してきた気がします。 媒体費は非常にナーバスな問題ですが、 これほどまでに通販の効率を劇的に変える方法はありません。 各社が適正な価格で媒体投下しているかどうか、 一度別の広告会社に相談してみてはいかがでしょうか。