通販の見込み顧客の引き上げ5のポイント Tweet Tuesday, January 12, 2016 北川 英史 通販をやっているとサンプルやトライアルを求める見込み顧客は集まるけど、なかなかそのあと本品を購入(見込み顧客の引上げ)までいかない・・・ ダイレクトメールを送ってみたり、メールを送ってみたりしているが、効果があるのかないのか、どんなことをすれば購入してくれやすいのか・・・ここで躓いてしまうと通販事業の成長なんて見込めない・・・ でも、やり方をかえるだけで今までの悩みはなんだったんだ!というくらいに改善できるポイントがあるんです。 ■通販の見込み顧客の引き上げ5のポイント 1.最も引上げやすいタイミングを逃すな! トライアル、サンプルなどで見込み顧客を集客する2ステッププロモーションで最も引きあがりやすいタイミングはズバリ 注文時 です。この最もおいしいタイミングを単なる「トライアル商品の受付」だけで終了していませんか?WEBでの受付にしろ、電話での受付にしろ、このチャンスに本品の購入や定期コースの注文まで顧客を引上げちゃいましょう!もちろん1ステッププロモーションの場合もアップセル・クロスセルの大チャンスです。 このタイミングを上手に活用して電話の場合で見込み顧客の半数近くを引上げてしまう会社もあります。 入電時のトークスクリプト、WEBでの注文フロー、引上げオファーを練って引き上げ率を大幅に改善しましょう! 2.トライアル・商品が顧客届いたときこそ引上げのチャンス! 次のチャンスはトライアル・商品が顧客に届いたときです。 初めて商品とご対面するタイミング であり、顧客の商品に対する期待はひそかに絶大です!また、トライアル・商品使用第1回目、顧客が慣れる、飽きる前のこのタイミングは情報への受け入れ度が高いです。このタイミングで顧客へ自社のことや商品、お得な情報などを分かりやすく伝えてあげましょう。 このポイントを改善するだけで5%改善を目指しましょう! 3.DMを送るのはこの時! 顧客から注文を受けてから、定期的にDMやカタログを送るだけになってる方は是非お試しください。 DMを送るタイミングは毎月○○日でも、○月でも、○曜日でもなく顧客に手元に商品が無くなる(使い切る)頃です。注文から×日後、×週後、×月後、というフォロープログラムを整備しましょう!七日間トライアルパックなら、7日後、2週間お試しサイズなら2週間後を基準として設計します。 手元に商品がなくなる頃は、10%~20%引きあがる、注文後の引き上げの中では最も引上げやすいタイミングなので、フォロープログラムの軸として展開しましょう。 4.まだやってないなら騙されたと思って試していただきたい!確実に成果がでるオファー 見込み顧客を引上げるポイントはもちろんタイミングだけではありません。通販広告において非常に大切なのがオファーです。 もちろん、いろいろなオファーをテストしていると思いますが、とても簡単で効果が高いオファーを紹介します。よく見かけるオファーですので既に実施されていることもあると思いますがまだ試したことの無いのであれば是非お試しください。 そのオファーは 次回購入時○○円OFFクーポンを商品同梱 何の目新しさもないように感じるかもしれませんが、これを採用しただけで(紙ペラ一枚いれただけで)5%アップした例があります。 5.それでも引きあがらない場合は… 見込み顧客を引上げるために試行錯誤を繰り返すことで度引上げ率は改善していくのですが、すべての見込み顧客を引上げられるわけではないです。どうして引きあがらず残ってしまった見込み顧客は、デッドリスト化してしまいます。この顧客はどうすればよいか? せっかくコストをかけて獲得したリストなので持ったいないですよね? こういった顧客に対しては、引上げ対象としては諦めましょう。引上げ施策でアプローチするのではなく、別商品の新規顧客獲得対象として再度アプローチしましょう。 意外に媒体で獲得するより効率よく獲得できるのですが、注意点があります。この顧客は効率がよい注文時の引上げを実施しましょう。フォローDMでの引き上げではコスト効率が絶対に合わない(DMで引きあがらないからデッドリストかしている)です。 試してないものがあれば何かひとつからでも是非ためしてくださいね。