私達のように通販広告（広告業務）に携わっている人間は、例えば新聞を読む時も、終面から見たり、最悪、記事も読まずに広告だけ見てしまう癖が付いている方も多いと思います。 しかし、一般の読者はむしろ真逆の動きをします。 そもそも記事を読む為に購読している訳で「広告なんて見たくない！」そんな心境です。だからこそ、新聞広告は

「一か所１秒、三か所３秒しか読者との勝負の時間がない」

と思いながら通販広告のクリエイティブを制作するべきだと考えています。 この意味を説明しますと、基本的には読み飛ばされる広告に対して、読者の目を止めさせる為には、

「１秒間で何らかのメッセージを伝える」。

それは、企業ロゴでも、キャッチコピーでも、ビジュアルでもOKです。インパクトがあればあるだけ良いでしょう。

「そして、最初の１秒のメッセージを受けてたメッセージを次の２秒目、３秒目で伝えきる」

例えば、次の２秒目は商品ベネフィット、最後の３秒目でオファーなど。

この３秒で新聞広告の勝敗が決まると考えてください。よって新聞広告でレスポンスを取るということは、３秒で勝つということを意味します。