定期継続率を上げるクレジットカード

定期プログラムを導入されている企業では、定期継続率を上げるために、同梱物やポイントアッププログラムなど様々な施策を導入されていると思います。でも、実はちょっとした工夫でこの定期継続率、上げることができるんです。

最近、「31日間無料トライアル実施中‎」とうたっていた動画配信サービスに登録しました。

オファーの内容は

31日間無料トライアル

特典1:31日間無料で見放題!(対象:見放題動画・読み放題雑誌)
特典2:600ポイントプレゼント!(対象:新作・コミック・書籍)

ちょうど見たい新作の映画があったのですが、オファーの600ポイントを使用することで、レンタルビデオ屋でレンタルすること無くその作品を見ることができてお得だし、無料で見られる動画の内容も魅力的だったので31日で解約すれば良いかなと思い気軽に登録したんです。

住所、氏名、年齢・・・支払いはクレジットカードで。もちろん、31日以内に解約すれば費用はかかりませんから安心して登録しました。登録した当初は見たい映画やドラマをお気に入りに入れて全部見てから解約しよう!そう思っていました。でも、仕事も忙しく映画を観るまとまった時間がなかなか作ることができず、無料期間の31日がせまってきたんです。

「何とかこの1本は観てから解約しよう」そう思ってギリギリまで解約をひきのばした結果・・・解約期間を過ぎてしまいました。クレジットカードを登録していましたので、自動で支払い処理されます。次こそは解約しよう!そう思っていましたが、また解約のタイミングを逸し、とうとう登録期間も半年を過ぎてしまいました。

そう、このクレジットカード決済こそが、定期顧客の継続率ならびにLTVをあげる一つの方法なのです。それだけ?と思われるかもしれませんが、あるクライアントでは、代引き支払いと比べてクレジット決済の方が2倍も継続してくれるというデータも出ています。

もちろん、まだまだクレジットカードの決済に抵抗を持つ方は多くいると思いますが、クレジット決済にしか無いオファーを設定するなど、クレジット決済を選んでもらう工夫はできます。

政府もクレジットカードなど現金を使わないキャッシュレス決済を推進していくようですから、この機会にクレジットカード決済への変更を促してみてはいかがでしょうか?

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