あらためてザ・コピーライティングを読んでみると・・・②

「ヘッドラインこそが、他の何よりも広告の成否を決めているのだから、ヘッドラインのない広告を出すことなどは馬鹿の極みである。まるで「頭を切り落とされて歩いている『化け物』だ」

――――― デイヴィド・オグルヴィ『「売る」広告』

「広告の父」のこんな言葉を引用するまでもなく、見出しの重要性については言うまでもないことです。しかしながら、「頭を切り落とされて歩いている『化け物』」はごく一部でも、「ヘンテコな頭をつけて歩いている『化け物』」が案外多いのではないでしょうか。

細かいことは言いません。今回も通販クリエイティブの聖典「ザ・コピーライティング」から “効果検証済み”の見出しのルールと型をご紹介させていただきます。超カンタンに・・・

【ルール】 1「得になる」ものを必ず盛り込む 2「新情報」を伝える 3「好奇心」を刺激するだけで終わらせないようにする 4 明るい面、プラス面から見て書く 5「手っ取り早く簡単」という要素を入れる

【型】 型1 見出しを「ご紹介」で始める 型2 見出しを「発表」で始める 型3 発表のニュアンスがある言葉を使う 型4 見出しを「新」で始める 型5 見出しを「いま、さぁ、ついに」で始める 型6 見出しを「とうとう、いよいよ」で始める 型7 見出しに日付や年を入れる ・ ・

型は全部35あるのですがこのへんで割愛します

いかがでしょうか?なんだかとても陳腐のように思えます。が、陳腐さから目を逸らすのはもっと陳腐です。独創というものは幻想です。「偉大な芸術家は盗む」とドコソコの人が言ってジョブズがよく引用しているようですが・・・、我々も上手に盗みたいものですね。

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